今朝のNHKニュースで知ったこと。
円周率を小数点以下10兆桁まで計算してギネス世界記録を更新した方がいるそうです。
なんだかとてもすごいこと・・・のような気がします。
でも、それってどれくらいすごいこと?
そもそも円周率って、学校で3.14とかπとかってことしか分かりません(T_T)。
ウィキぺディアの『円周率の歴史』という項目では
ほとんどの目的には近似値 3.14 を使うことが多く、これで十分である。技術系では 3.1416 や 3.14159 などを使用することが多い。天気予報や人工衛星などの計算では 30 桁程度の値を使用している。355⁄113 = 3.14159292... などは覚えやすく近似精度が高い分数である。
ふーん。だそうだ。
人工衛星などの計算でも30桁程度の値を使ってるってことは、10兆桁まで計算する必要があるのかなぁ。
どこで役に立てるのかなぁ、と素人は思います。
このウィキペディアの項目下にはまだまだ続きがあって、
紀元前2000年ごろから現在まで計算されてきたという年表があります。
ここ30年くらいはだいたいアメリカ人と日本人が計算を更新してきたようです。
う~ん。数学的な問題っていうよりか技術屋さんの競争っていう感じかい(゜_゜)??
でも一方で、こんなにも長い間計算され続けてきたんだから、このことにはきっと意味はあると思います。
参考文献に連ねられているものは、πについての本やπの歴史についての本が多数あります。
これだけの人たちがπの歴史について本が書けるってことは、
もしかしたら直接的には役に立たないけれども、
こうした計算をすることで貢献してきた他のものがあるのかもしれません。
私のような凡人にははっきりとは分からないけれども、
スーパーコンピューターは世界で1位のものを持つべき、と同じようなことなのかもしれませんね。